四国遍路 巡礼前(2) 八戸から東京へ 6月10日夜
出発
6月10日夜、我が家の真新しい仏壇にそっと手を合わせ、生まれて二カ月足らずの姪っ子のおなかに頭をすりすりして(姪っ子はこれがお気に入り)実家を出発。
この駅から夜行バスに乗り込み、東京で一度下車し、青森市勤務時代4年間お世話になった先輩と夕食を共にし、そのまま、横浜から神戸まで夜行バスを乗り継ぐ。
バスのシートで二晩揺られるのはこたえた。
(神戸行きに関しては飲酒後だったのでなおさら)
そんなこんなであっという間に本八戸駅へ到着した。
お遍路する理由
私がお遍路をする理由。
それは、かねてからの夢であったこと。
そして、一族の供養と、万物に感謝するため。
昨年末に弟を亡くし、年を越して祖父を立て続けに亡くしたことが、お遍路へ踏み切る特に大きなきっかけとなった。
四月に亡くなった弟の娘も無事に生まれ、心残りもなくなった私は、仕事をやめて再就職した先もあっさりとやめ、四国へ行く準備を行くことにした。
こうして、6月10日、私は四国へ向けて旅立った。
出発するときは、マジメだったのよ。
へば、まだなす(それでは、また)!
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~次回へ続く~